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2011年2012年?初期のシアージュペインティング作品
aassキャプチャ

ある雑誌社の方に
認めていただくきっかけとなった作品です。

当時の担当者の方曰く
繊細に描かれた薔薇なのに
なぜか力強さを感じる作品だった・・と。

これは米国でもデモンストレーションをしました。

前回のシアージュペインティング誕生秘話で
筆を洗わないわがままという話をしました。

アクリル絵具で筆も洗わないと聞くと
一般に想像されるのは
多分遅乾性メディウムを絵具に混ぜて
乾かないようにするのではないかと思いますが
そういうことはしません。

なぜかと言いますと、これをすると
乾かないので
次の工程に移りたいときに
ドライヤーをかけなくてはならなくなるからです。

しかもメディウムを混ぜていますから
なかなか乾かない。

がーがーとセミナールーム中に
皆が順にかけるドライヤーの音が鳴り響きます。
筆を洗う音より大きいかも。


これではドライヤーをかけている時間が長いか
絵を描いている時間が長いか?という
本末転倒の結果に。

絵を描くことも遮断されてしまいます。
また、ドライヤーは絵の表面を
必要以上に乾燥させてしまいますし、
大量のメディウムがのっていると、
何か表面に変化が現れます。

アクリル絵具の早く乾くという特性を
あえて失わせて使うなら
アクリル絵具でなくてもいいということになります。

シアージュペインティングは
アクリルの早く乾くという特性を最大限活かします。

早く乾くから、次のステップへすぐ進める。

ドライヤーをかけることも筆を洗うこともほとんどせず
絵を描くことだけに専念できる技法です。


今思うと偶然生まれた技法。


先にお話ししましたが
王様にお出しする器として
こんな作品を作れたらいいのにという

王宮への憧れと、王様の御前にという夢。

アクリルなのに筆も洗わず描けたら
しかも繊細な美しい絵をという希望。

シアージュペインティングの誕生は
こんなのあったらいいな~から始まったのです。

そうそう今我が家では四季咲きのバラが
とても可憐に咲いています。
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昨日のバラでした。




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