FC2ブログ

IMG_5342-5.jpg
イチゴの実の毛などとタイトルを付けましたが
私達が実と呼んでいる赤い部分は
実ではなく花床という部分です。
実は、私達が種と呼んでいる小さな粒
(痩実そうかと読みます)。
ですから実の毛ではなく花床の毛というのが
正確なのですが・・・

先日のシアージュボタニカルアートのレッスンで
イチゴやラズベリーのキラリと光る様子は
リンゴなどと少し違うというお話をしました。

なぜ?
その理由としてイチゴの表面には
毛が生えているからと言いましたら
皆さん『へっ?』

IMG_5342-6.jpg
丁度レッスン用に持参していたイチゴの写真が
青い実の物でしたので
自宅に帰って今なっている実を
もう一度観察してみました。

花床に生えている毛は
青いうちはふさふさしているけれど
赤くなっても毛が落ちたりしないのか?

IMG_3513-1.jpg

これは親指の爪ほどの小さな実で
橙色のようなまだ完全に熟していない実。

花床の薄皮の内部と毛の色が同化して
見にくいですね。

IMG_3524-1.jpg

今度は大きめの赤く熟した実。
毛の存在がよくわかります。
短い毛かと思っていましたが
結構ふさふさしています。

こうして毛に焦点を合わせて撮影してみますと
ふさふさに驚かされます。

実の成長と共に毛も成長しているようです。
毛の一本一本にも、成長の良いものと
そうでないものがあるようですね。
青い実や完熟でない実の毛は
それほど長さに違いはないように思われますが
完熟した実の毛はよく伸びているもの
それほど成長していないものが混じっているようですから。

ショートカットの髪の人が床屋へ行く前のよう・・
無精ひげのようでもある。

IMG_3533-1.jpg

もっとはっきり存在を観察できないだろうかと思い
黒い紙の上に置いて光を当ててみました。

とてもよくわかりますね。

イチゴやラズベリーの独特のシャインは
薄皮自体がつるっとしていて光りやすということと
その表面の細い毛が光によって
キラキラと乱反射していることの両方が
なせる業なんですね。

そして毛の長さはまちまちで
ふさふさしているものも多く、
そのことが、水滴が落ちているわけでもないのに
キラキラとして
見た人に瑞々しさを感じさせ
美味しそう、可愛い・・食べてみたいと
思わせているんですね。

昆虫という媒体にとってもこの毛は
役に立っていそうですね。


関連記事
スポンサーサイト



夏菊

昨日のボタニカルアート教室から

comment iconコメント ( 0 )

コメントの投稿