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ある書物を読んでいましたら

ジャガイモの歴史に関する部分があり、

以前、ヨーロッパのご家庭で

食事をいただいた時に

主食はパンではなく

ジャガイモだったことを

思い出しました。

朝も昼も、夜もジャガイモで

私が日本人ということで

お米を炊いてくださった日もありましたが、

パンは食べないのだろうかと、

少々驚きを覚えました。

パンは何処にあるのか?

何時食べるのかと思っていると

缶の中に5ミリほどにスライスして

保存用ということでした。

ナッツやそのままの小麦や干しブドウなどが

入った、固いパン。

日本のように湿度が高くないので

2~3か月ほど常温で夏でも

保存しておけるのだそう。

ちょっと小腹のすいた時に

つまむような保存食でした。

噛めば噛むほど味が出てきて

帰るころにはその固いパンの大ファンになり

帰国後も売っているところを探したほどです。

ヨーロッパの16世紀~19世紀半ばは

非常に寒かったようです。

作物が不作になり,人々は

飢饉、栄養不良という恐怖の時代だった。

この様な状況下でただ不安を抱えておらず

寒冷に強い農作物はないかと探され、

人々を救ったのが

南アメリカからもたらされた

ジャガイモだったということです。

けれど、食糧難であってもジャガイモは

始めから皆に受け入れられたわけではなかった。

なぜなら見栄えの悪い植物として

人々は食べようとしなかった。

ところがその後ジャガイモが見直される機会が

訪れます。

長く続いた18世紀の飢饉に、寒さに強く

荒れ地でも育つ上に栄養も豊富なジャガイモの長所が

見直されたのです。

貧者のパンと呼ばれ広く皆に食されるようになったのは

このような歴史があったようです。

私は15.6世紀よりもっとずっと以前から

ジャガイモは世界中で食べられていたと思っていました。

人々に受け入れられ世界に広まった歴史が意外と浅く

驚きました。

そして見栄えの悪い食物と嫌われたという点に

なぜか面白さを感じました。

私はポテトサラダがとても好きです。












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