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この植物を描いてみたい・・・と思っても

実は、私はすぐに取りかかれないことがあります。

これは上手く説明できないのですが

相手のことをよく知らないのに

描き始めれない…という気持ち。

その植物への疑問を解消してからでないと

どうも気持ちがすっきりしなくて。

知らない人と、一緒に

未知の世界を旅するようなとでもいうのでしょうか?

ちっと大袈裟?

ですから描き始める前に

私の机の上には何冊も書物が並びます。

植物は本当に個性の塊で

毛や葉柄など

また、新芽にはあってもすぐに

剥がれて落ちてしまう苞葉など

見過ごしてしまいそうな小さな部分にこそ

その植物を見分けるカギとなる特徴が

隠されている場合があるから。

大抵、これは何?という疑問を解決するために

書物をひっくり返して調べる。

ネット検索ももちろん・・

植物画において

花の蕾は特に重要で

花序の中でどの蕾が先に出来たのか、

そしてどういう順番で咲き始めるのかによって

生態がわかってくる。

葉もそう。

右回り、左回り

葉と葉の間隔の角度によって

次の葉を予測できる。

絵のデッサンとは別に

その植物固有の特徴のメモ書きとして

そのような図をノートに描いていると

気がつけば何時間も経っていて

ああ、私は絵を描きたいだけなのに

定規や時にコンパスを使って

数字が沢山書きこまれたノートの図をみて

あっという間に過ぎた時間に驚く。

そういえば、松ぼっくりやヒマワリの花芯には

フィボナッチ数列が隠されているのだとか。

どおりで美しいはずだ。

人は規則性のある美に

魅かれる。

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ハボタンのこのような

規則性のある葉の付き方も

本当に美しい。

植物の美が数学に裏付けられたものだなんて

植物は神秘に満ちている・・・

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庭の真夏日記。

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